3月は自殺対策強化月間 本当の意味
最近の自殺をめぐる厳しい情勢を踏まえ、様々な悩みや問題を抱えた人々に届く「当事者本位」の施策の展開ができるよう、政府全体の意識を改革し、一丸となって自殺対策の緊急的な強化を図るため、例年、月別自殺者数の最も多い3月は、「自殺対策強化月間」と定められています。
自殺とは、複数の要因が絡まって、やむを得ず命を絶つ行為であり、自殺に至るプロセスがどうであったかが重要な視点となります。
例えば、
パワハラ→職場の孤立→うつ病→自殺
配置転換→不慣れな環境→うつ病→自殺
といったようなプロセスです。
政府はこのことを認識して、メンタルヘルスやパワハラなどの対策に予算を付け実行。
自殺に至るきっかけに着目して、予防しようというもので、そのことを周知するため、平成30年2月27日の閣議においても、厚生労働大臣から「平成29年度『自殺対策強化月間』の実施について」発言がありました。
今回は、平成30年3月1日(木)から 同月31日(土) の1か月間を実施期間として、厚生労働省が中心となって、相談支援事業(「SNSによる相談事業」や「こころの健康相談統一ダイヤル」の拡充など)の実施、広報啓発事業(ポスター、インターネットなど様々な媒体を活用した広報事業)の実施などが行われます。
これらはNPO法人ライフリンクの清水氏の活動のたまものであり、それを付け加えさせていただきます。
詳しくは、こちらをご覧ください。 <平成29年度自殺対策強化月間> ≫ http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000194709.html <広報啓発事業の一環/Yahoo!特別企画ページ(自殺対策強化月間)> ≫ https://promotion.yahoo.co.jp/jisatsutaisaku2018/