大学生の就職内定率は91.2%(2月1日現在)と調査開始以降同時期で過去最高
厚生労働省と文部科学省は、平成30年3月に大学等卒業予定者の就職内定状況を共同で調査し、平成30年2月1日現在の状況を取りまとめて公表しました(平成30年3月16日公表)
就職内定率の概要は次のとおりです。
〇大学の就職内定率は91.2%(前年同期比0.6ポイント増)
このうち国公立大学の就職内定率は、91.8%(前年同期比0.9ポイント増)、私立大学は、91.1%(同0.6ポイント増)。
〇短期大学の就職内定率は、89.9%(前年同期比1.4ポイント増)
〇高等専門学校及び専修学校(専門課程)の就職内定率は、それぞれ99.6%(前年同期比同)、85.6%(同1.1ポイント増)。
〇本調査における卒業予定者全体(※)に占める内定者の割合(大学のみ) 「71.1%」
(※) 卒業予定者全体には就職希望者の他、「進学希望者」、「自営業」、「家事手伝い」等を含む。
大学生の就職内定率は、調査開始以降、同時期での過去最高で、4月1日時点ではさらに内定率が高まりそうな気配。
景気回復を背景に7年連続の改善となっています。
調査対象は6,250人ともう少し母数が多くても良いのは?と思いますが、時代の背景を反映しているものと思います。
<平成29年度大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職内定状況調査(2月1日現在)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000197610.html
同日、「平成29年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ」も公表。
高校生の就職内定率も高い水準(94.3%)となっています。
<平成29年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000197770.html